リーダーシップを発揮するために必要なたった2つのこと!

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人事・労務を通して地域産業の振興に貢献する
群馬県の社会保険労務士 大河内です!

さあ、本日もアウトスタンディングで参りましょう!!

紀元前221年に史上初めて中国を統一した始皇帝がほれ込んだ韓非の書いた書籍「韓非子」にリーダーに関するこんな記載があります。

リーダーには3つのタイプがある

  1. 自分の能力を使う
  2. 部下の能力を使う
  3. 部下の知力を使う

今から2000年以上前にすでにこの書物に記載されているのがなによりすごいことですが、そのころから人間の本質というものは変わっていないということです。

そして、この書籍では

  1. が 能力の低いリーダー
  2. が 普通のリーダー
  3. が 有能なリーダー

とされています。

多くの事業所では「1」が、すこし向上心が強い組織でも「2」止まりではないのでしょうか?

「3」の段階に到達しているのはほんの一握りです。

自分一人でできることはたかが知れています。

組織は例えていうなら大学入試センター試験を一人で受けて900点を目指すのではなく、数学が得意なAさんには数学だけを、英語が得意なBさんには英語だけをというようにそれぞれの得意分野を生かして総合力で900点を目指すのが組織です。

組織は「個人のボトルネックを最小に抑え、総合力で最大化する」ために存在します。

そのためには部下の知力の最大化を図ることが必要です。

ではなぜ部下の知力を活用することができないのでしょうか?

それには2つの要因が考えられます。

組織が機能不全を起こす2つの要因

それは、

  1. 働いていない者、不正をするものが利益を得ている
  2. 正しい指摘をする者、一生懸命働く者が損をしている

これらの現状があるからです。

誰もが自己保存の本能が備わっています。

自己保存本能とはトマス・ホッブスが提唱した言葉で「利己的な欲望を満たし、自己の生命と幸福を維持する欲求」のことを言います。

つまり、極端に申し上げれば、「人は自分のことだけを考え、かつ変化を嫌う」ということです。

リーダにこの本能が高いと、組織に様々な影響を及ぼします。

分かりやすい例では、自尊心を傷つけないようイエスマンばかりを周りに集めことや、新しいことに取り組まず変化を避けるようなことです。

しかし、リーダーの役割は自分の保身ではなく、組織の力を最大化すること。

たとえ、自分のプライドが傷つこうがすべきことはすべきであり、行動すべき時は行動すべきなのです。

それは結果的として、あらゆる環境の変化に打ち勝ち、事業継続を可能にします。

たった一人の優秀なリーダーで事業を存続できるほど環境の変化はもはや緩やかではありません。

トラブルが1つずつ襲ってくるなら別ですが、社会環境が複雑化している昨今、トラブルが死角から一度に複数襲ってきます。

そうなれば到底、いくら優秀であっても一人では太刀打ちできません。

リーダーがとるべき5つの行動

そのため、リーダーに求められる行動は

  1. 現実を直視する
  2. 目的、目標の設定とその優先順位の決定
  3. 2の実現のための適切な手段の選択
  4. フォロー
  5. 信賞必罰

となります。

まずは、現実を直視し、組織の状態を見極める。

そのうえで組織(≠個人)の目的・目標を適切に設定し、それを達成するための手段を選択する。

そして日々の行動のなかで到達状況を見極め適切なタイミングでフォローする。

何より大事なのは秩序維持のための信賞必罰。

頑張った人には報いを、そうでない人には罰を与えることを厳正に行うことです。

これがないと、頑張ろうが頑張るまいがどちらでも同じなら人は易きに流れ頑張りません。

つまり全員が頑張らなくなることを選択するようリーダーが導いているわけです。

信賞必罰については注意が必要です。

例えば、営業担当が大口案件を受注してきた場合、それは営業事務の方のおかげでその営業担当者が営業だけに専念できていたのかもしれません。

誰かの仕事は必ず誰かの仕事と密接に絡んでいます。

最終的に得点した人だけが目立てば、誰もサポートする側になろうとは思いません。

そのあたりをどのように評価していくのか?これが組織作りには重要で、正解がない理由です。

これには薩摩の教えにおける男の順序が非常に参考になります(女性軽視ではございませんのあしからず)
男の順序

  1. 何かに挑戦し、成功した者
  2. 何かに挑戦し、失敗した者
  3. 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人を手助けした者
  4. 何もしなかった者
  5. 何もせず批判だけしている者

まとめ

リーダーとしてすべきことは個人の能力の最大化をいかに組み合わせて組織としての最大化を図り、業績を伸ばすことです。

能力の最大化を図るうえで一番重要なことはまずは部下を詳しく知ること。

能力や知力があっても、家庭の事情でその力を発揮できないことございます。

例えば、お子さんを早く迎えに行かないといけないから早退が多い。

遠距離介護なので週末は半日有給を取る。

部下の事情を良く知っていれば会社としできる最大の対応でその方の能力の最大値を引き出すことが可能ですが、部下の事情を知らないか、もしくは知っていても何もしなければ能力の最大化は図れません。

また、こんな事例もございます。

タバコ部屋での会話で目標が決まったり変更されたりするので煙草を吸わない人が割り切り型の働き方をする。

「どうせ、タバコ部屋で決まるのなら会議で何を言っても無駄だ!」と思い、そうなれば能力がある人ほど自分の判断で給与に見合う程度の割り切った働き方を選択することがございます。

組織がうまく機能していないときには、必ずうまく機能しない原因がどこかにございます。

そのためにはまずは部下の仕事内容と個別の環境を知ることが重要です。

そのためには日ごろからコミュケーション!

仲の良い部下については飼っている猫の名前まで知っていますが、そうでない部下については家族がいるのかどうかさえわかっていないことが多いものです。

それに何より、あなた自身の行動がボトルネックとなって、組織の停滞を招いているかもしれません。

リーダーシップを発揮するために必要なたった2つのこととは

  1. 部下を良く知る
  2. 自分自身を良く知る

です。

最後までお付き合いいただきありがとうございます!
あなたの一日が素晴らしい日となりますように!

本日も一日感謝です!

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大河内延明
群馬県の社会保険労務士です。 お客様の思いを理解し価値あるサービスを提供致するため日々奔走中。企業と職場の明日を支えるため、人事、労務管理、給与計算、助成金、障害年金、立入検査、介護事業所の組織、処遇改善に秒速で対応しながら一度切りの人生を日々ズバ抜けた状態で過ごすためにブログを書いております。 詳しいプロフィールは こちら
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