賃金制度設計がしっくりこないのは理由がございます!

あなたのご訪問に感謝です!
「外食で困ったら牛丼」はやめようと思っているのにやめられない群馬県の社会保険労務士 大河内です!
慣れた味ってやめられないんですよね~、でも新規開拓もしないと・・・

さあ、本日もアウトスタンディングで参りましょう!!

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セミナーなどをしていると事後、賃金制度設計のご相談をお受けすることがございます。

詳しくお聞きすると、「社労士やコンサルタントにシミュレーションしてもらったけど、結局どうすれば良いのかわからなかった」

「ものすごい複雑でよくわからない」

「説明を受けたけど現実感がない」

とのこと。

現実的なプランを!

会社の特徴や事業の方向性が明確にされない状態でいくら賃金設計を行ったとしても、現実的ではございませんし、なんだかしっくりこないのは当然です。

ましてや、幾つかあるプランの中から選ぶことなんてできません。

賃金設計は数字も大事ですが、それ以上に会社の方向性を考慮することが大事なのです。

そもそも賃金制度の目的は何でしょう?

それは、「将来にわたり社員に安心して働いてもらうこと」が根底にある目的です。

そのためには制度はシンプルなものである必要がございます。

また、経営の根幹にも関わることなので資金繰りも十分に考慮しなくては社員に安心感を与えることができません。

無理の伴う制度ではリスクを伴います。

つまり、安心を与えるためには現実的な制度を考える必要がございます。

どのように分配するのか?

会社の方向性が決まれば、人件費をどのように分配すればよいかを考えることになります。

独身、結婚、育児、介護、退職など社員には様々なライフステージがございます。

そのライフステージに応じてどのタイミングでどう分配すれば、社員が安心感を感じることができ、所属することに意義を感じることができるのか?

つまり、働きやすく働き甲斐があるのか?

例えば、ある会社では初任給は世間よりも低いけど、退職金は世間よりも高く設定されております。

この会社はのメッセージは、長く勤めてほしいということ。

またある会社は初任給は世間よりも高いけど退職金は世間よりも低く設計されております。

この会社は転職を通してスキルアップしてほしい、また入社時の賃金を高めに設定して競合他社より優秀な人材を確保したい、何より若い時は何かとお金もいるだろう!と考えております。

そのため入社当初は高めの賃金でスタート。

その後の賃金の上昇カーブを緩やかにし、退職まで在籍した場合の生涯賃金を計算すると世間並みに落ち着くように設計されております。

何が正解ということではなく、会社がどのよう組織設計をするのかで、人件費の分配が変わります。

つまり、賃金設計は単なる数字ではなく、会社の在り方そのものなのです。

すると、どういう人材が必要になるのか?が明確になります。

そうすると採用においても、ブレることがなくなり、会社の趣旨とあまりかけ離れた人が入ってこず、考え方の相違に基づくトラブルも少なくなるというオマケもついてきます。

賞与と退職金について

賃金設計は会社の方針と資金繰りとの兼ね合いで決まります。

すると、賃金設計を考えるならば総額人件費を把握する必要がございます。

つまり、毎月の給与だけではなく、賞与や退職金についても考えなくてはなりません。

特に、賞与や退職金は貢献度合に報いたいとの思いから支給されることになります。

確かにその点、賞与は最適です。

しかし、退職金はいかがでしょうか?

貢献度や頑張りによって昇給も賞与も差をつけているので退職金については勤続年数で一律に支払いたいと考えるかもしれません。

または、退職金についても貢献度に応じて支払いたいと考えるかもしれません。

これも、一概にどちらが正しいとかではなく、その会社のこだわりや考え方によります。

つまり、賃金設計を考えるときは総額人件費も大事ですが、それよりもどのような方針がその会社にはあるのか?

それを明確しない限り、いくら高い経費をかけたとしても、またとても良い制度を提案されたとしてもしっくりくるものが出来上がることはございません。

賃金設計においては「正しさ」や「世間の基準」ではなく、経営者が人事においてこだわっている考え方を明確にする必要がございます。

あなたのこだわりポイントは何ですか?

感謝です!

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大河内延明
群馬県の社会保険労務士です。 お客様の思いを理解し価値あるサービスを提供致するため日々奔走中。企業と職場の明日を支えるため、人事、労務管理、給与計算、助成金、障害年金、立入検査、介護事業所の組織、処遇改善に秒速で対応しながら一度切りの人生を日々ズバ抜けた状態で過ごすためにブログを書いております。 詳しいプロフィールは こちら
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