賞与の分配を意味あるものにするために!

あなたのご訪問に感謝です!
久しぶりにストレッチをしたら予想以上に硬くて笑うしかない
群馬県の社会保険労務士 大河内です!

さあ、本日もアウトスタンディングで参りましょう!!

夏のボーナスの話も聞く季節、経営者から「頑張ってくれた人には報いたけど、どのように分配するのかいつも困る」との話しを聞きます。

いつも悩むんだったら、「そろそろ提案している方法を試しましょうと」と思ってしまいますが、そこはグッとこらえて「ですよね~」と相槌を打ちますが何か?

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そもそも賞与とは?

そこでそもそも賞与の意味合いを考えてみますと

  1. 生活費の補填
  2. 業績に応じた総額人件費のマネジメント
  3. 会社からのメッセージ

の3つの意味合いが考えられます。

諸手当と比較して、年収に占める割合も大きくなりますので、どのように分配すれば社員にもっと頑張ってもらえるようになるのか?悩ましいところです。

しかし、会社として賞与にどのような意味合いを持たせるのかを考えると、取組むべきことは見えてきます。

一般的な賞与制度

一般的な賞与制度は、「賞与=基本給×〇ヶ月分×評価係数」のように基本給に連動した賞与制度になります。

この場合、基本給は昇給と連動しますので、社内の序列が反映されます。

今までの企業の価値観は、長時間労働(及び勤続年数)一本勝負でした。

「常に仕事が優先で、休日出勤、長時間労働も厭わない」そんな方が評価されました。

同質の価値観を伴う人で構成されていたので、年功序列での運用が一番マッチしていたのです。

しかし、今後の人口動態を考えると、同質の社員の確保は非常に難しくなります。

介護や育児にそしてご自身の病気などで労働時間が制限される場合も生じます。

そんな状況下で年功的な制度しかないと、効率的な仕事をしているのに評価されなかったり、みんなと違うという理由で正当に評価されていないという思いが募っていきます

これからの評価制度

多様な働き方や仕事に対する多様な価値観に対応するために賞与制度はおのずと

  • 評価に大きな格差をつける
  • 成果や貢献度が高い人に多く分配する

という方向へシフトすることになります。

つまり、労働時間や勤務年数という単純な物差しではなく、業績への貢献度を考慮するためにしっかりと成果を見極める必要が生じるということです。

では、どのようにして、成果や貢献度の高い人に賞与を分配するのでしょう?

それは一つにはポイント制です。

自社における成果や貢献に応じてポイントを獲得し、そのポイントの総和で賞与原資を案分して個人の賞与額を決定いたします。

個人の賞与額=ポイント単価×個人の保有ポイント
ポイント単価=賞与の総原資÷個人ポイント数の総和

こうすれば年功だけに重きを置かない賞与分配が可能です。

こうすれば適切な分配が可能ですが、はやり経営者の思いもあるでしょうから最初から原資を1割程度確保して微調整してもいいかもしれません。

賞与だけがインセンティブじゃない!

賞与や手当などお金によるインセンティブは、非常に即効的で、強いモチベーションになります。

しかしながら刺激が強いがゆえに、刺激に慣れてしまい、常に金額が上がり続けないとモチベーションを維持することが難しくなります。

これからの時代は右肩上がりで賞与や賃金を準備することが非常に困難なため、お金によらないインセンティブも用意する必要があります。

たとえば、ストックオプションや福利厚生の充実もその一つです。

また、、他には、クラブ活動、海外研修、長期休暇制度、住宅取得費用貸付、のれん分け制度なども考えられます。

しかし、一番必要なのは仕事そのもによるインセンティブです。

やりたい仕事につかせることです。

異動希望を叶えることです。

私はこれをフリーエージェント制度として関与先に導入しております。

こうすることで、会社から必要な人材として認められているというインセンティブが高まると同時に、会社としてもあなたのことを大事に思っていますよというメッセージを伝えることができます。

まとめ

自分の働きぶりを会社はきちんと見ており、自分の思いが伝わることで、やらされる作業から自分にとってより高度で意味のある仕事と変化します。

この、自分の思いが伝わっているという安心感が社員にとって、お金以上に意味あるモチベーションになるのではないのでしょうか?

組織におけるすべての機能にきちんと意味を持たせること。

時代の流れに適応すること。

非常に難しい取り組みだとは思いますが、いつやるの?今でしょ! 少し古いですが、そう思います。

感謝です!

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大河内延明
群馬県の社会保険労務士です。 お客様の思いを理解し価値あるサービスを提供致するため日々奔走中。企業と職場の明日を支えるため、人事、労務管理、給与計算、助成金、障害年金、立入検査、介護事業所の組織、処遇改善に秒速で対応しながら一度切りの人生を日々ズバ抜けた状態で過ごすためにブログを書いております。 詳しいプロフィールは こちら
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