群馬県沼田市の社労士が考える人事 「怒りに任せて注意をする前に気づくべきたったひとつのコト!」

きいてないんだけど

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労務管理を通して業績アップをお手伝いする
群馬県の社会保険労務士 大河内です!

さあ、本日もアウトスタンディングで参りましょう!!

本当に難しいです。
人に注意をすることは。

人を雇用するようになると困るのが注意の仕方です。
一人や、家族で会社を切り盛りしていた時は問題なくても、経営規模が大きくなるにつれて、ハローワークや、知人の紹介で第三者を雇用することで注意や指導は必ず生じます。

最初は遠慮がちに注意していても、だんだん、遠慮なく、怒りに任せて注意してしまうものです。

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怒り、恐れ、イライラが起きるメカニズムについて

例えば、従業員に急ぎの仕事である旨を伝えて、作業をお願いしたときに、思ったようにできなかったら、あなたならどう感じますか?

イライラや怒りの感情が湧いてくるのではないのでしょうか?
そして、「何してんだ!」と注意するのではありませんか?

怒り、イライラ等のように悪い感情はなぜ起こるのでしょうか?





それは、相手があなたのルールに反したからです。

あなたには何らかのルールがあり、相手があなたのルールを破ったからイライラや怒り等の悪い感情がわいてくるのです。

例えば、先の例で考えられるルールについて考えてみます。

・そんな簡単なことは大人なら一度伝えたらできるはずだ!
・自分ならもっと短時間でできる。社会人ならもっと時間感覚を持つべきだ!
・子供じゃないんだから間違えそうな時や、時間がかかりそうならもう一度確認するべきだ!

とか、何らかのマイルールを持っていて、ルールを破られたことによって、自尊心を傷つけられたとか軽んじられたという思いから悪い感情が起きるのです。

悪い感情は何かを変えるサイン!

では、悪い感情に気づいたら何をすべきでしょうか?

それは何かを変えるべきサインです!

怒りなどの悪い感情は「どんなルールに基づいてその怒りがわいてきているのか?」を知る良いチャンスなのです。

だから怒りという感情も捨てたものではありません。

自分のルールを知るきっかけを与えてくれているのです。

それは改善のチャンスで生き辛さから解放されるきっかけになります。

つまり、「怒りよ!ありがとう!」なのです。

怒りそのものは別に悪いものでのなんでもありません。

問題は、その怒りに任せて従業員を注意することです。

怒りによって生まれる行動が悪い結果を生むのです。

マイルールに基づいた怒りによって注意しても、従業員はあなたのルールの存在は知りません。

だから、何の説明もなく怒られた従業員はあなたから感情的に怒られたと反感を持つようになります。

こうすることで指導して改善するどころか、真面目な社員を居候社員へと変えていくのです。

従業員には従業員のマイルールがございます。

例えば、

・仕事を依頼するなもっと詳しく説明すべき
・進捗状況を確認すべき
・上司が忙しいそうにしているときは話しかけるべきではない

というルールがあったのかもしれません。

それにも関わらず一方的なマイルールに基づいて注意してもうまくいくはずがありません。

職場のヒエラルキーに基づき反論しないだけで、反論がないわけではないのです。

自分のルールが分かったら

怒りの感情はマイルールを知るチャンスです。

それは相手が自分のルールを破った結果、生まれてくる感情だからです。

自分のルールに気づいたときにするべきことは2つございます。

一つはそのルールを持ち続けること
もう一つはそのルールをゴミ箱に捨てることです。

ルールに気づいてそのルールが必要ないというのなら捨てるのが一番簡単ですが、そうも言えないルールもございます。
そんな時、ルールを持ち続ければ、また怒りが起こります。

ここで忘れてはならないのは相手はあなたのルールを知らずに侵害しているということです。

今まで、相手に自分のルールについて説明をしたことがあったでしょうか?

悪い感情が生じたときは相手とコミュニケーションの時間を取る必要があるサインなのです!

例えば約束の時間は守るものというルールがある場合を考えてみます。

相手が約束の時間に遅れれば、あなたには悪い感情、つまり怒りの感情が生まれます。

ではこの場合どのよにすればよいのでしょうか?

よくやってしまうのが自分のルールが絶対に正しいと思って怒りに身を任せることです。

でも怒りに気づいたときはどのようなマイルールに基づいているのかを考え、「自分にはこんなルールがあるんだけど?」と相手に伝えることが一番大事です。

つまり「私のルールでは約束の時間を守るものというルールがあるんだけど同意してもらえるかな?」と伝えることです。

相手はあなたのそのようなルールを知らなかっただけです。

相手は自分のことを重要と思ってくれるなら約束の時間に少々遅れても待っていてれるものというルールを持っているのかもしれません。

文化や環境によってお互いのルールは異なります。

そのため自分のルールを変えるか、それとも悪い感情のままでいるかのどちらかしか選択の余地はありません。

そこで話し合うのです。

私には約束の時間は守るというルールがある。
あなたの時間に対するルールも理解しました。
あなたのことは尊敬していますし、軽んじるつもりもない。
でも、時間を守ってもらわないと、その後のアポが立てられず業務に支障が出る。

と、きちんと伝えるのです。

怒りに任せるのではなく、話し合うのです。

怒りに身を任せるのではなく、きちんと向き合ってお互いのルールについて話し合いをすることが重要です。

話し合いの結果、約束の時間は守るというルールに合意したとしても、いつも約束を守ることができるとは限りません。

例えば道が混んでいたり、電車が遅れたり、出かける直前に急ぎの電話が入ったり等、時々約束を守れないこともあります。

でも、お互いが約束を守るというルールを自分たちのルールにしていたら、以前ほど腹は立たなくなると思いませんか?

約束を守らなかったという一点にフォーカスをしていると怒りがわきますが、お互いが尊重しあい、そのルールを分かり合っている。

そのような背景があってなおかつ遅れたということは、何らかの理由があるのかな?と今までほど怒りは大きくないはずです。

以前は、自分のことを軽んじやがって!と思っていたはずなのに。

遅れる側も約束は守らなくてはならないというあなたのルールを認識してくれていることが重要なんです。

しかし、例え話し合ったとしても相手が受け入れてくれない場合、あなたのルールは間違っている可能性もございます。

そこであなたのルールを変える必要がないと思うならその人とは付き合うべきではなないのかもしれません。

それでも付き合いたいならあなたはルールを変えるか捨てる必要がございます。

まとめ

一番悪いのは、怒りの感情にまかせて注意をすることです。

つまり、相手のルールを尊重せずに、自分のルールだけに基づきルール違反だ!として注意することです。

ルールに違反しているあなたが悪い!と決めつけている点が問題です。

それは、相手の考えを尊重する気持ちや尊敬の念に欠けています。

いくら、「従業員あっての会社」とか、「日ごろから○○さんがいないと!」と言っていてもそれは本音ではなかったということを全面的にアピールしていることになります。

本心では相手を軽んじているのです。

相手のことを同等ではなく下に見ているということです。

例えば、会社においてなら社長にそんな口はきけないはずなのに、部下には横柄な態度をとるという感じです。

つまりその人は部下を見下しているのです。

組織は、役職という責任に上下関係はあっても、人格的には対等な人間関係であることを忘れては良い職場環境を形成することはできません。

人は多くのルールを持っています。

その中のいくつは良いものですが、いくつかは捨てなければいけないものです。

ではどうすれば、捨てなければならないルールというのが分かるのでしょう?

それは自分がイライラや怒りなど自分を制限する悪い感情を持った場合です。

自分のどんなルールに反するから悪い感情を持つに至ったのかをまず知ることです。

そして、そのルールをお互いに話し合い、ルールを捨てるのか、又は持ったままにするのか決めるのです。

相手があなたのルールを守れないと言っても、相手との関係が大事ならあなたはルールを変えるかまたはルールを捨ててる必要がございます。

相手との関係以上に、自分のルールが大事だと思うなら、そのような相手とは付き合うべきではないのです。

会社なら、会社のルールとして正式に定め従ってもらうのです。

そのためにはルールが明確である必要がございます。

怒りに任せて注意をする前に気づくべきたった一つのコト!とは

怒りに任せて注意をする前に、あなたのルールを相手が知っているのか?に気づくことです。

感謝です!

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大河内延明
群馬県の社会保険労務士です。 お客様の思いを理解し価値あるサービスを提供致するため日々奔走中。企業と職場の明日を支えるため、人事、労務管理、給与計算、助成金、障害年金、立入検査、介護事業所の組織、処遇改善に秒速で対応しながら一度切りの人生を日々ズバ抜けた状態で過ごすためにブログを書いております。 詳しいプロフィールは こちら
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